ナポリピッツァあれこれ。

最近、巷に本格的なピッツァを提供するピッツェリアが増えていると感じたことはありませんか?実は、ナポリピッツァがちょっとした人気になっていて、街中のお洒落なカフェやレストランでも、マリナーラやマルゲリータなどのナポリピッツァをメニューに加えるケースが多くなっています。

アメリカの具が沢山のった高カロリーのピザとは対照的に、トマトとモッツアレラチーズなどのトッピングで、ヘルシーなナポリピッツァですが、身体に優しいだけではなく、リーズナブルな価格で財布にもやさしいと言われています。

ナポリといえば、イタリアですが、イタリアには実はピッツァが2種類あります。生地を薄くのばして焼いたパリパリの、ワインのおつまみにもなるような、イタリア北部のピッツァと、イタリア南部ナポリの、ふちがこんもり盛り上がっていて、中央の部分が薄くなっているピッツァです。今日本で流行っているのは後者です。

日本には最初アメリカのピザが入ってきて、次にイタリア北部のパリパリしたタイプのピッツァが普及しました。そして今、新たにナポリタイプのピッツァが普及しているという状況です。

ナポリピッツァを提供する店が増えるということは、ナポリピッツァを焼くオーブンの需要も増えるということです。イタリアでは、伝統的に昔ながらの薪窯が使われていますが、最近では、薪窯の原理を研究し、それを現在のテクノロジーで再現したオーブンが作られています。日本でも様々なナポリピッツァ用のオーブンが作られるようになっていて、デパートの催事などで本格的なナポリピッツァを提供できるように、電機式の小型のピザ用石窯や、光で炭火と同じような効果がでるピザ用オーブンなども出回っています。

新たな食文化が定着するということは、それに関わる新たな経済活動が生まれるということですから、日本をさらに美味しくするだけでなく、さらに豊かにしてくれるという意味で、素晴しいことだと思います。

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